「様子を見ましょう」は、問題の先延ばし~受け口は放っておいても治りません
受け口ってどれくらいの割合?
受け口って、どれくらいの割合で発生するか知ってますか?
100人に4人というデータがあります。
また、自然に治るケースはあるのでしょうか?自然に治るの100人のうちの4人いうデータがあります。
受け口の子の子が100人いたら94人は自然に治りません。ということは、受け口は放っていてもほぼ治らないということ。
治るのは、受け口(反対咬合)の噛み合わせが浅い症例です。浅い受け口は、乗り越えることはできます。
噛みこんでいる深い症例は、まず治りません。
治らないものをそのまま放置していると、「他の困ったこと」が起きてくるのです。
なので「小さいうちから治そう」「3歳からのキッズ矯正」を当院では勧めています。
具体的にはどういう「他の困ったこと」が起きてくるのでしょうか?
受け口が治らなかったらどうなるか?を考えましょう
「受け口」が治らなかったら、どうなるの?
1. しゃくれアゴになる
上アゴの成長期に、受け口の状態だと下アゴが成長をブロックしてしまい、さらにあごが伸び、しゃくれアゴになります。
2. 大人になって矯正する場合、外科手術を伴う
成長期以降、アゴの骨が固まってから矯正する場合は基本的にアゴの骨を削って後退させる外科治療をします。
削るから痛いですし、お金も時間もかかります。
さらに、ほとんど受け口のオペ(手術)した人は噛み合わせが悪くなるため、不定愁訴になることが多いです。
削るから痛いですし、お金も時間もかかります。
さらに、ほとんど受け口のオペ(手術)した人は噛み合わせが悪くなるため、不定愁訴になることが多いです。
3. 発音がおかしくなることもある
ベロの動きが制約されるために、サ行の発音に影響が出て舌っ足らずなしゃべり方に聞こえることがあります。